インプラント
インプラントとは

インプラント(Implant)とは、植え付けるという意味。
歯科領域でのインプラント治療といえば、一般的には人工歯根治療のことを言います。
歯が抜けた時、代わりに自分の歯に近い人工の歯を"植立"することで、より自然に近い、美しい“自分の歯”を取り戻して、食事もおいしく頂く事が出来ます。
少し前まで主流だった「入れ歯」や「ブリッジ」、「差し歯」はどうしても噛む力が劣ってしまいました。
でも、インプラントは違います。
高齢化社会を迎える現代、またより歯の美しさが追求されるいま、まさに主役ともいえる治療法として、多くの患者さんの注目を集めています。
インプラント治療のメリット
- 事故などで歯を失った場合、義歯やブリッジにしなくて済みます。
- 食べ物の制限、不快感などの不満が解消されます。
- 義歯がしっかり固定されます。
- 人前でも気にすることなく食事が楽しめます。
- 天然歯との区別が難しいほど自然な仕上がりです。
- 笑顔に自信がつきます。
インプラント治療の流れ
1.検査と治療計画
インプラント治療が周知されてきている昨今ではありますが、まず必要な事はしっかりとした検査、そしてそれに基づく治療計画、及びインフォームドコンセント(患者さんへの説明と同意)の実施が重要な要素となっています。
手術前に口腔内の状態をしっかりと検査、把握し患者さんと共に治療計画を立てることが、インプラント治療の最初の一歩となります。
- 口腔内検査
- 口腔内の疾患の有無を検査します。
- 問診
- 全身疾患の有無を確認します。
- 術前検査
- インプラントを埋める本数、場所、使用するインプラントの長さなどを決めていきます。
2.インプラント埋入手術

一次手術 所要時間 約30~120分
局所麻酔をし、歯肉を切開します。
歯槽骨にインプラント体より少し小さめの穴をあけ、その穴にインプラントを埋入します。
埋入したインプラントに歯肉をかぶせた状態で縫合すれば、一次手術終了です。

治癒期間 所要時間 約3~6ヶ月
インプラントと骨が結合するまで約3ヶ月から長い方で6ヶ月間待ちます。
この間に、インプラントの素材であるチタンと骨とがしっかりと結合し、自分の歯でいう、歯根と同じような役割を果たせるようになります。

2次手術 所要時間 約30分 / 治癒期間1~6週間
人工の歯を取り付ける準備をします。
局所麻酔をして歯肉を切開しアパットメントを取り付けます。
切開した歯肉を縫合すれば二次手術終了です。
この状態で、歯ぐきが治るまで1~6週間おきます。
二次手術を行わない1回法の手術法もあります。

人工歯冠の作成・装着 所要時間 約1週間
歯肉が治った時点で型を取り、人工の歯を作ります。
形や色などは患者さんに合わせて作製し、インプラントにスクリューで固定します。
噛み合わせの調整をして完了です。
インプラントへの固定は、人工の歯をセメントにより固定する方法もあります。
Q&A
- 寿命はどれくらい?
- 1965年に初めて埋め込まれたインプラントが現在も義歯を支える働きを果たしていることから、長期間にわたって良好に機能することが期待できます。
ただし、衛生状態が良 くないと反対に寿命が短くなることも考えられます。 - アフターケアは?
- 年に3回~4回の定期検診と年に1回のレントゲン撮影を受けられる事をお勧めします。
- アフターケアは面倒?
- 定期健診だけです。特別なアフターケアは必要ありません。
- 手術の際、入院は必要?
- 必要ありません。
- 治療は誰でも受けられる?
- 残念ながら次の方は治療を受けることができません。
- あごの成長が終わっていない、概ね16歳以下の方
- 歯磨きなどの日常の手入れが出来ない方
- アルコール依存症の方
- 医師との協調が得られない、精神的に問題のある方


